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D300レポート7 アクテイブ・Dライティングの戦略的使用法
D300レポート7 アクテイブ・Dライティングの戦略的使用法_c0146550_228363.jpg
2007.12.24 │ ディズニーシー(タワー・オブ・テラーの建物) | Nikon D300 │ Tokina AT-X 124 PRO DX │ 22mm │ F10 │ 1/400秒
露出補正:-0.7段 │ ISO400 │ WB:オート │ JPG LARGE NOMARで記録 │ Pコントロール:ニュートラル │ A・Dライティング:強め │ オリジナル画像


前回の記事の文末の「撮影メモ」にも書いたが、実験的にアクテイブ・Dライティング「強め」で撮った画像が上の城の画像である。


なんだか、違和感感じませんか?


私はどことなく二次元的に感じるのだがどうだろう。
実はこれが、A・Dライティング「強め」に期待していた効果だったのだ。

この二次元的画像に出会ったのはD300が最初ではない。
D80発売当時に新宿のニコンサービスセンターで、自前のD50と陳列品のD80で同じ被写体を同じレンズで撮らせてもらい、画像を家に持ち帰り比較したことがあった。
D80のコンパクトさと多機能性に魅せられて欲しくなったからだが、画質の差があまり無かったこともあって購入を見送った。

その比較テストのD80の画像で一つだけ気になったことが、先に書いた「二次元的」な描写だ。
言い換えると、露出が全面にフラットに当たっている感じである。
D50が陰影に富んだ男っぽい画像だとしたら、D80は全体をやさしい明かりで包んだ女性的な画像、と表現できるかも知れない。
これは「いい」とか「悪い」とかではなく、ただ「小さな違和感」として私の記憶に残った。

そして今回、D300のA・Dライティングを「標準」以上でかけた画像に同じイメージを抱いている。
ひょっとしたら、D80で既にA・Dライティングと似たような画像チューンがされていたのだろうかと、つい妄想してしまう。

ついでに書くと、A・Dライティングをかけていない時のD300の画像はコントラストの強い男性的な描写も得意だ。被写体にもよるが、D50より明暗がはっきりする場合もある。比較テストするとD50ではしっかりと描写されているところがD300では黒く落ち込んでいたりする。
そんな画像を見ると「この傾向を補うためにA・Dライティングを開発したのでは?」とこれまた妄想してしまう。

なんだかとりとめもない文章になったようだが、画像を言葉で表現するのは難しい。
それに加え、デジタル画像はチューン次第で何とでもなる(カメラ内部でのチューンも含め)というアメーバ的要素を持っているのでやっかいだ。被写体や光の加減によっても画質が変わったりする。
ちなみに今回の話はJPGで出力した場合のことである。
あと一つ、この文がとりとめのなくなった原因を挙げるとしたら、



私がラリッてるせいだ。




さっきまで窓ガラスを洗浄スプレーで拭いたのだが、化学的なイヤな匂いともに気分が・・・



Photobra@大掃除サボり中



東京ディズニーリゾート:東京ディズニーシー

by Photobra | 2007-12-30 22:15 | D300レポート
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