2007.12.09 │ LUMINE新宿店 | Nikon D300 │ AF-S VR 18~200mm F3.5~5.6G (IF) │ 200mm │ F5.6 │ 1/125秒 │ ISO220
WB:オート | 露出補正:0段 │ JPG L Nomarで記録 │ NR:標準 │ Pコントロール:ニュートラル │ A・D-ライティング:弱め │ オリジナル画像
昨日、写真家・蜷川実花(Ninagawa Mika)さんのサイトを久しぶりに見た。
強烈な色彩があった。
そして、花を撮っても金魚を撮っても女性を撮っても、統一された蜷川実花さんのイメージがあった。
作品群から一人の写真家の個性が迫ってきた。
次に、このブログの私の画像群を見直してみた。
個性の無さに愕然とした。
統一されたイメージもなかった。
それと共に、画質の薄っぺらさが痛かった。
蜷川作品の濃密な色彩に程遠かった。
彼女はフィルムで撮っている。
「しょせんデジタルはこんなものか」
落ち込んだ。
でもカメラを持って新宿に出かけた。
帰ってモニターで撮った219枚を見ると、全滅だった。
しかしブログにアップする画像が底を突いていた。
なんとか1枚を見つけ、トリミングした。
使える画像になった。
いつものように、画像の加工に入った。
フォトショップでトーンカーブをS字にして陰影を付けた。
これまでは自分色の画像になることを恐れ、自分がベストと思うラインより抑え気味にしていたが、今回は思い切って、これまでに無かったような極端なラインにした。
絵が変わった。
半死の絵が生きた絵になった。
トリミングもしていない撮ったままのオリジナル画像と、上の加工後の画像を見比べてほしい。
これが昨晩私の中で起こったことである。
て・・・・
蜷川さんのものマネじゃん!!
Photobra@写真家への道は遠い
NINAGAWA MIKA OFFICIAL WEBSITE
コンプレックスを育て、価値創造のエネルギーに変える:蜷川実花さんのインタビュー(オリジナリティについて)
LUMINE新宿店