人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ファッションとアートと鳥居みゆきととととと
ファッションとアートと鳥居みゆきととととと_c0146550_22441357.jpg

老いると疲れが時間差でやって来る。
オフの今日は昨日より疲れた。
横木安良夫、森山大道、5月のまとめエントリー等など、ネタにつきないが書く気力がない。
よって、旅の画像のアップで誤魔化すが、これじゃあどこだか分かんないよね。
女の子のファッションも都会的だし。

ファッションの話をすると、20年前の大阪ミナミのアメリカ村。
訳あって数年週に一度通っていたが、この有名な観光名所、いつ頃かあっという間に変った。
いや「アメ村が変った」というより「世間が変った」といったほうが正しい。
私がティーンの頃は、アメ村に行くと独特のファッションの男女だらけで違和感を覚えた。
それが10年もたたないうちに、アメ村の奇抜なファッションがどこでも見られるようになった。
タトゥーやボティピアッシングが一般化されたのと同じ頃か。
アメ村独特の雰囲気はなくなり、アメ村は若者でごったがえするただの小汚い街になった。

話は飛ぶ。
ヒップホップもはじめ「まさかこれは日本人には受け入れなれないだろう」と思っていたら、ある時期を境にあっという間に日本でも1ジャンルを築いてしまった。

本来「ファッショナブルなもの」「いいもの」が一般化されるのはいいことである。
しかし現実には、それにより世の中は詰まらなくなっている。

創造する人間は、世間に追いつかれてはいけないのだろう。
追いつかれたら負け。
追いついた一般ピーポーも追いつかれた表現者も不幸である。
90年代からの不幸は、世間の一歩前を歩く表現者がいなくなったことにある。
今、世間が「新しい」とする表現者は過去の偉大なムーブメントをコピーしているに過ぎない。

今日、ネットの動画で鳥居みゆきがNHKの子供番組に出演し、相変わらず危ない雰囲気で勝負しているのを見た。
何と!すでにアート最前線にいる彼女でさえお茶の間に取り込まれようとしている!
大ファンである鳥居みゆきには逃げ切って欲しいものである。
両親に感謝の念を捧げるヒップホップが氾濫するアホ丸出しな日本にはもうウンザリだ。


良きところに・・・ ⇒ 人気ブログランキング
by Photobra | 2008-06-02 20:41 | 日記・そのほか
<< 横木安良夫氏のストリートスナッ... 帰った >>