感度自動制御は強い味方 ~ストリート・フォトグラファーの誰も知らない真実3~
c0146550_14434133.jpg
2008.01.28 │ 歌舞伎町 │ Nikon D300 │ AF-S VR 18~200mm F3.5~5.6G │ 18mm │ F3.5 │ 1/125秒 │ 露出補正:0
ISO1800 │ 高感度ノイズ低減:標準 │ WB:オート │ JPG L NORM │ Pコントロール:スタンダード │ A・D-ライティング:強め │ オリジナル画像

昨夜は歌舞伎町を撮ってから歩いて美川憲一も来るという2丁目のゲイバーに行き女友達と飲み。
上の画像は新宿駅方面から見た歌舞伎町の入り口です。
「ドンキホーテ」が見えるが、ここの前は有名な待ち合わせ場所で居酒屋の客引きも多い。
私もよく待ち合わせに利用。
正面奥に見えるのが歌舞伎町の中心的存在「新宿コマ劇場」。

さて、前回の続き。
D300を購入してからストリートスナップにますますハマッている私の、スナップ撮りのカメラの基本設定を書く。
ようするに、不意の事態にも対処できる設定だ。

c0146550_1444277.jpgシャッタースピード(SS)
これが一番肝心と思う。
突然訪れたシャッターチャンスで、手ブレを抑えるためのカメラのホールディングが困難な場合も考えられるし、最悪ノーファインダー片手撮りになるかも知れない。
また、被写体の動きが速い場合にも備えなければばならない。
そうすると、当然SSは早ければ早いほうがいい。
最低1/125秒は欲しいが、それでは暗く写る場合もある。

さて、どういうカメラの設定がいいか?
露出モードがSモード(シャッタースピード優先)ではSSが固定されてしまうし、Aモード(絞り優先)にして絞り開放でSSを稼ぐ手もあるが、これでは常時被写界深度が浅くなるので露出に余裕のある場合背景がボケてしまうのが惜しい。
そこで私が使っているのが、


Pモード(オート)で感度自動制御ON。


この設定にすると「暗い」とカメラが判断したら自動でISOを上げてくれるので、シャッター速度が極端に遅くならなくて済むし、露出に余裕のある場合は、カメラがシーンを認識してそれに合ったSSと絞りに自動設定してくれるので、まさにストリートスナップにはうってつけの組み合わせである(D50、D300のシーン認識能力はかなり高いといつも感じている)。

問題の1/125秒のキープの仕方であるが、D300の場合感度自動制御の「低速限界設定」を1/125秒にすれば、このSSを下回りそうな露出の場合にISOを上げ対処してくれる。
また、D50にはなかった機能としてD300では同じく感度自動制御の「制御上限感度」の設定で感度の上限を設定できるので「いくらSS優先でもこの感度を超えてまでは撮りたくない」という場合に便利だ。
制御上限感度を超えた露出だと自動でSSを下げるのだが、低速限界設定1/125秒の場合だとSSが一段落ちても1/60秒とまだ余裕がありここでも1/125秒の設定が生きてくる。

制御上限感度は撮影者の好みやロケーションで決めればいいが、私の場合ストリートスナップでは高感度の画質劣化に敏感になるよりも手ブレや被写体ブレを減らすことを優先させたいので、D300の高感度画質の良さもあり、あまり制御上限感度を下げずISO1600以上に設定している。

それにしても、感度自動制御、デジタルならではの超便利な機能だ。
ISO800やISO1600常用は当たり前、中にはD3のようにISO6400常用を謳ったモデルが現れるほど高感度画質が改善された現在の一眼レフにおいて、ますますこの機能は注目されることだろう。
私にはこの機能が充実していないカメラは今後考えられない。


つづく



[撮影メモ]
今回夜景を映えさせようと「ピクチャーコントロール:スタンダード」で撮ったのだが、この設定、どうも暗部がベッタリと黒くなる傾向を感じる。これが初期設定なので、何も設定を変えずにD300を試写していた時はこの傾向が気になって仕方がなく違和感さえ感じたが、「Pコントロール:ニュートラル」との使い分けを覚えてからは、あまり気にならなくなった。しかし、このD300の「Pコントロール:スタンダード」で「暗部がが黒く塗りつぶされたようになる」傾向、せっかくのアクティブD-ライティングをも無意味にしてしまう場合があるので恐ろしい(笑)※注意:ここにアップした縮小画像はソフトで明るくしています。

[関連記事]
驚愕のトレーニング!! ~ストリート・フォトグラファーの誰も知らない真実~
驚愕のトレーニング!! カメラ選び ~ストリート・フォトグラファーの誰も知らない真実2~

[PR]
by Photobra | 2008-01-29 15:02 | 写真について
<< ニコン、D60を発表! ~Ph... カメラ選び ~ストリート・フォ... >>